Web制作会社のSEO KPI設計テンプレート
高い適合度
自社が提供するサービス内容、実績、専門性を検索ユーザーに直接伝えられ、見込み顧客の信頼獲得と質の高いリード獲得に直結するため。
Web制作会社の皆様、激しい競争の中、いかに質の高い見込み顧客を獲得するかは常に課題です。特にSEOは、自社の技術力と専門性をアピールし、潜在的なクライアントにリーチするための強力な手段です。しかし、ただキーワードを詰め込んだり、闇雲に記事を増やすだけでは効果は限定的。本テンプレートでは、Web制作会社がSEOで成果を出すために追うべきKPIと具体的な目標値、測定方法を、導入初期から安定期までフェーズごとに解説します。競合との差別化を図り、案件獲得に繋がる戦略的なSEOを実践しましょう。
フェーズ数
3段階
KPI総数
9項目
計測ツール
5種
導入初期(1-3ヶ月)
サイトの技術的な健全性を確立し、基本的なキーワードで検索エンジンに認識されることを目指します。Web制作会社としての信頼性を構築する基盤作りです。
検索順位(主要サービス関連キーワード)
「Web制作 東京」「CMS開発 費用」など、自社が狙う主要キーワードでの検索エンジンの表示順位。技術力の証明にも繋がります。
サイトのクロール数/インデックス数
GoogleのクローラーがWebサイトを訪問した回数と、インデックスに登録されたページの総数。技術的SEOの健全性を示します。
ページ表示速度 (LCP/CLS)
Google Core Web Vitalsの主要指標であるLargest Contentful PaintとCumulative Layout Shift。UX改善とSEO評価に直結します。
成長期(3-6ヶ月)
潜在顧客の課題解決に繋がるコンテンツを拡充し、検索流入を増やし、見込み顧客とのエンゲージメントを高めるフェーズです。ニッチなキーワードでの上位表示を目指します。
自然検索流入セッション数
SEO施策による検索エンジンからのサイト訪問者数。コンテンツがユーザーに届いているかを示す最も基本的な指標です。
主要コンテンツの平均セッション時間
ユーザーが主要なブログ記事やサービス紹介ページに滞在する平均時間。コンテンツの質やユーザーエンゲージメントを評価します。
指名検索数(会社名/サービス名)
自社の会社名や特定サービス名での検索数。ブランド認知度や信頼性の向上を示唆し、顕在層からのアクセスを増やします。
安定・改善期(6ヶ月以降)
獲得したリードの質を高め、実際の案件獲得に繋げるための改善を継続します。SEOからの収益化を最大化するフェーズです。
お問い合わせ/資料DLコンバージョン数
自然検索経由での問い合わせフォーム送信数や資料ダウンロード数。SEOが直接的なビジネス成果に貢献しているかを測る重要指標です。
自然検索経由のリード獲得単価 (CPL)
自然検索から獲得した1件のリードにかかったコスト。SEO施策の費用対効果を測り、効率的な集客ができているかを確認します。
主要サービス紹介ページの直帰率
ユーザーが特定のサービスページにアクセス後、他のページを見ずにサイトを離脱した割合。ページ内容とユーザーニーズのミスマッチを特定します。
業界ベンチマーク
| 指標 | 業界平均 | トップ | 単位 |
|---|---|---|---|
| 自然検索流入率 | 40% | 70% | % |
| 問い合わせ/見積もりCVR (自然検索) | 1.5% | 3.0% | % |
| 主要キーワードの検索順位 (Top10比率) | 20% | 50% | % |
| 平均セッション時間 (全チャネル) | 1分30秒 | 3分00秒 | 秒 |
| 直帰率 (全チャネル) | 65% | 40% | % |
| LCP (Largest Contentful Paint) | 3.5秒 | 1.8秒 | 秒 |
計測ツール
Google Search Console
無料検索クエリ、表示回数、クリック数、検索順位、サイトの健全性を確認。
search.google.com/search-console
Google Analytics 4 (GA4)
無料ユーザー行動、流入経路、コンバージョンを詳細に分析可能。
analytics.google.com
Google Lighthouse
無料ページ表示速度、SEO、アクセシビリティなどWebサイトの品質を診断。
developers.google.com/speed/pagespeed/insights
Ahrefs/SEMrush
有料プランあり競合サイトの分析、キーワードリサーチ、被リンク分析に最適。
ahrefs.com / semrush.com
GRCR(Google検索順位チェックツール)
無料版/有料版あり特定キーワードの検索順位を毎日自動で計測・記録する国産ツール。
grcr.jp
レビューサイクル
月に一度の定例ミーティングで進捗を確認し、四半期ごとにSEO戦略の見直しと目標値の再設定を行います。特にトレンドの早いWeb制作業界では、半年ごとのKPI全体の見直しも重要です。
よくある質問
競合が多い中でWeb制作会社のSEOでどう差別化すればいいですか?
特定の技術(例: Shopify専門、ノーコード開発)、特定の業界(例: 飲食向け、医療向け)に特化し、その領域での専門性を打ち出すコンテンツSEOと事例公開が有効です。また、自社のUX/UIデザインのノウハウをブログで公開し、リードマグネットとするのも良いでしょう。
記事コンテンツ以外でWeb制作会社のSEO効果を出す方法はありますか?
サービスページや実績紹介ページの充実化、お客様の声コンテンツの強化、Webサイト制作事例の深掘り、ローカルSEO(Googleビジネスプロフィール最適化)、技術ブログでの専門知識の発信、セミナー開催レポートなどが挙げられます。動画コンテンツの導入もエンゲージメント向上に貢献します。
納品後の保守運用契約に繋がるSEO施策はありますか?
制作実績ページに「制作後の改善実績」としてSEO効果を具体的に数値で示すセクションを追加することです。また、定期的なSEOコンサルティングサービスを提案するコンテンツや、保守契約に含まれるSEOレポートのサンプルを公開し、長期的な関係の価値を訴求しましょう。
Web制作会社として最新のSEOトレンドはどうキャッチアップすべきですか?
Googleの公式ブログやウェブマスター向けガイドラインを定期的に確認し、AhrefsやSEMrushのブログ、海外の主要なSEOメディア(Search Engine Journalなど)を購読します。また、SEO関連のウェビナーや業界イベントに積極的に参加し、情報交換を行うことも重要です。